どうして有能なマネージャーは「人を使う」を選ぶのか？

マネージャーとして大事なスキルに「人を使う」というのがあります。

 

人を使うのは、とても大変です。

自分でやる何倍ものストレスやプレッシャーを持つことになります。

自分以上のパフォーマンスを出せる人材はなかなか居ないし、部下（関係部署・パートナー含む、以降は省略）に任せるためのマニュアル作成や研修がプラスアルファで必要になります。

今でさえ忙しいのに・・・・

 

人を使うのはそんなに大変なのに、どうして有能なマネージャーは「人を使う」を選ぶのでしょう？

 

 

理由は、有能なマネージャーは「将来からの逆算をしている」からです。

将来を描いたときに、いま以上の売上や新サービス・人材教育・仕組み化など、やるべきことは山積となるはずです。

そこから逆算すると、いずれかの選択をしないとイケナイことに気付きます。

 

１．自分は成長のために頑張るのか？

２．自分は現状維持のために頑張るのか？

 

 

将来から逆算をしていないと、この選択肢にすら出会えません。

結局のところ。

「自分でやること」は、「人を使う」より楽なんです。

楽をしている、つまり、怠けているのです。

怠けたうえで「自分は忙しくて大変」と言っているのです。

部下も成長せずに報われないことになります。

 

 

実際、忙しいと言っている人（マネージャー以外も含む）ほど将来の計画を持っていなくて、場当たり的に目の前の課題をこなしているものです。

あなたがもしも忙しいマネジャーだったとしたら、「忙しい」を言い訳にしないで、いますぐ長期的な計画を立てて、そこから逆算して「自分がやるべき最も重要な仕事」を考えてみましょう。