ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

(社内向け)尊敬するO君から学び取って欲しい

time 2024/06/11

(社内向け)尊敬するO君から学び取って欲しい

くれぐれも本人にはバレないことを願っているが、密かにM社のO君を尊敬していて、BNGメンバーも学んで欲しいと思っている。

O君プロファイル

・31歳、男性、明治大学卒業
・某上場企業の社長直轄みたいなポジション
・前職はネット系上場企業のセールスマネージャー
・大企業~起業家まで幅広くトップセール
・複数の新規事業や企画の立ち上げを並行

 

彼の何が凄いか?は、出来事ベースで追っていきたい。

 

1.初速と行動力

彼と出会ったのは1年くらい前のゴルフコンペ、彼は前職離職と現職就職前の狭間だったと記憶する。(なので、そもそも自腹参加)

起業家ばかりが集まるそのコンペでは、若手のペーペーで、僕自身も違う組だったので軽く挨拶をした程度で、気にも留めていなかった。

しかし、コンペの2日後くらいには、手書きの封書が届いた。昔ながらのキーマンセールスの手法だ。感心しつつも、まだ気には止めてなかった。

さらに2日後くらい、彼はアポなしでオフィスに突撃してきた。しっかり手土産を持って。僕はオフィス不在だったが、秘書から連絡があり、本人からFBメッセがあり「いまどき大したもんだ、時流に流されず逆張りで汗を流して、価値≒希少性をよく理解している若者だな」と思った。

 

2.背伸びと土俵際の戦い

それから何度かFBメッセをやりとりする流れで、「面白い起業家を集めるので食事会に参加してください!」と言われ、参加することになった。

これも感心した。僕自身が若いころに使っていた手法だ。自分では誘っても断られるので、他の経営者の威を借りて、背伸びして、その場に存在しようとする。賢い奴だと思った。

そして当日、指定されたレストランに行くと、参加者は僕とO君、某ベンチャーの副社長(古い知り合い)の3人だった。

すぐに状況はわかった。彼なりに背伸びして声をかけたけど、なかなか集まらず、結果として3名での食事になったのだろう。

 

さらに、失礼ながら会食のお店も、よく工夫はしているけど、価格も含めてちょっと庶民的で、ナイスセンスとは言い難い。

でも、若いころに同じことをしていた僕にはよく理解できた。

おそらくだが、O君の勤務先は上場企業だし、彼がCxOでも無いことを踏まえると、自腹で払える価格帯で、なんとか先輩経営者をおもてなしできるギリギリのところだったのだろう。

その背伸びと、土俵際の戦いをしていることと、未熟ながらも全力投球な姿勢は健気だった。

もちろん会費は、僕と某副社長で割勘して、O君には支払わせなかった。

 

3.いまだに「売り込み」はしてこない

ある日、大御所先輩社長とゴルフをご一緒させてもらっていたら言われた。

「そういえば昨日、O君と会合ではじめて会ったよ。ぢろちゃんとも親しいんだってね」と。

大御所先輩には正直に言ったが、親しいと呼ぶにはまだ、、、、というのが正直なところだ。その後、O君とは、もう一回くらい彼の主催した5-6名の社長会で会ったくらいだ。

でも、彼のお近づきになりたい、学びたい、何か貢献したいという姿勢には、心底尊敬していることを伝えると、大御所先輩も同じことを言っていた。

 

それでいてO君は、いまだ僕に「売り込み」はして来ない。

何か自分が役に立てることは無いかと模索していることは伝わってくるが、自己利益主体の売り込みはしてこない。

おそらく売り込みが目的なら、そこまで幅広く、そして積極的に活動はしないだろう。

 

売り込み目的の人は、自腹でお付き合いはしないし、オフィスアワーしか活動したがらないし、土日は休暇をとりたがる。

こちらからすれば金にしか見られてないことは気分が悪いし、価値観が合わないし、可愛くない。

悪い意味でサラリーマンなのだ。

 

 

4.しかしO君に買わされる未来が待っている

しかし、人との繋がりは、精神的にも経済的にも豊かになる土台だ。

貧乏人は仕事はするが、人とはつながらない。勤務時間外の活動を見れば、それは簡単に見極められる。
先日、FBに仕事のできる人は土日のレスが早いと書いたが、彼らは仕事でレスをしているのではなく、人との繋がりを大事にしているからレスをするのである

おそらくO君は、いずれ経済的にも成功するだろう。

僕自身、同じ商品を購入するとしたらO君から購入したいと思うし、もう既に「どうやってO君に貢献できるだろうか?」と考えるようになってしまっている。

 

なぜか?

起業家・経営者・CxOなどのプロ人材たちは、貢献が先に来る人、小さな恩でも必ず返しておきたいと思う人が圧倒的に多い。

それが、今日の地位に至る理由であり、恩知らずなサラリーマンとの差なのだ。

 

なので、いつか僕は、売り込みもしないO君に、何かを買わされるのである。

自分自身、同じことをしてきたので心底わかるし、BNGがアウトバウンドのセールスを全くしていないのは、そんな僕の成功体験を組織として体現しているが故である。

 

 

5.これからのBNG

すでに何度か幹部会議などでは伝えているが、今後、BNGが改めて大切にすることは「遊ぶように働く」である。

義務で、生活のため、収入のために仕事をする人は、息苦しくなり、排除されていく、そんな組織になっていくであろう。

 

BNGは、「勤務時間や土日祝日に囚われず、遊ぶように挑戦し、それを生業としている挑戦者」のインフラとなっていく。

そんな挑戦者を支える自らが、同じように、勤務時間や土日祝日に囚われず、遊ぶように挑戦し、それを生業とせずして実現できるだろうか?

別に休暇を取るな、残業をしまくれと言っている訳ではない。

 

自らも大志を抱き挑戦していれば、同じように、もしくは自分よりもっと挑戦している仲間との連絡や貢献、コミュニケーションは楽しくてついついやってしまうことがある。

先日も土日ゴルフの帰りの運転中に、友人社長からFBメッセが届き、プレビューを見ただけでレスを急ぐものではないことがわかったけれど、内容が気になって気になって、思わずPAに車を止めてレスを返していた。

労働法的な処理は大変なのかもしれないが、そういうワクワク感で、自らも人生を冒険し、関係する挑戦者の支援がエンターテイメントでしかない状態を目指す。

どうせ一度しかない人生なんだから、遊ぶように仕事しようぜ!

 

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。