ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

ラックマネジメント

time 2024/12/03

ラックマネジメント

先日、某成長企業社長が良い言葉を使っていたので紹介させてください。

それが「ラックマネジメント」という言葉。和訳するなら「幸運の管理」ということになります。

あまりにも良い言葉だと感動しているあまり、どういう解説をしていたか、うろ覚えなのですが「自分が普段言っていることを素敵にまとめている!」と感動した記憶は確かなので、解説は僕の言葉になっちゃうことをご容赦ください。


幸運とは、正確に表現するなら「肯定的な物事の見方や受け取り方」だと言える。

よく「コップ半分しか水が無い」「コップ半分も水がある」という例がある通り、世の中の物事は、おおよそ確率論的に仕上がっている。

もちろんなかには、確率論では説明がつかないような奇跡が連続することもあるが、それも低確率な確率論だと言える。

運が良い人は、サイコロで1が出たら賞金が貰えるとしたら、60回降って10回「1」が出たとき、「よっしゃ!6分の1だ!」と喜ぶ人だ。

運河悪い人は、その逆で「6分の1しか出なかった」と悲しそうに言う。

同じ物事でも、肯定的にも見れるし、否定的にも見れる。

BNGパートナーズで仕事をしていて、「なんて企業資産に恵まれた環境なんだ!」という肯定的なメンバーもいれば、「当社には資金力もブランドもない」と嘆く否定的なメンバーもいる。

こんなに恵まれた現代の日本に生まれたのに「自分は不運だ」と思っている不運の天才もいれば、戦禍の時代に生まれ育ちながらも「それでも生き残った自分はとても幸運だ」と思う幸運の天才もいるわけだ。

なんにせよ、この「肯定的な物事の見方や受け取り方」ができる状態に、自らをマネジメントすることが重要だというのが、ラックマネジメントと言える。


では、どうすればラックマネジメントが出来るかと言うと、「肯定的な物事の見方や受け取り方」をしている人と接して、否定的・悲観的な考え方とは距離を置きなさいということになる。

挑戦している・成功している・活躍している人と接点を持ちなさい。おそらくそれは、普段の生活領域だけで満たすことは難しいから、自らそういうネットワークに身を投じなさい。具体的には、組織に属したり、会合に出席したり、会食をアレンジしたり、本を読んだりである。

ユダヤ教の教えで「金持ちの列に並びなさい」とあるが、これも同じ意味で、成功者の真似をしたり、コミュニティに属しなさいという意味である。

逆に、否定的・悲観的な物事の見方や受け取り方を助長するものとしては、不平不満・愚痴・悪口・陰口が最も代表的なものと言える。

そういうコミュニティや事象があれば、ヌルヌルっとフェイドアウトしたり、華麗にスルーすることをオススメする。

余談かもしれないが、僕自身も採用基準のなかに「運の良い人」というのがある。そして、運の良い人は、運が良くなる習慣を身に着けている。

だから早朝の対面での面接を好むし、仕事以外の余談や、最近のニュースに関する見解とかを交わすことが多い。

今回は「ラックマネジメント」という表現が、あまりにも素敵だったので、その解説という形式で筆を執ったが、基本的には「ポジティブ」というのも同じだと思っている。

ポジティブは性格ではなく、状態であり、自ら管理できるものである。

できれば一人でも多くの人が、ラックマネジメントという考え方を理解し、「毎日幸運だなぁ」と思える日を過ごしてくれることを祈念しています。

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。