ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

リーダーの仕事は「信じること」の誤解について

time 2018/04/23

リーダーの仕事は「信じること」の誤解について

「リーダの仕事は信じること」である。

に関して、先日、マネージャーにアドバイスしたこと「僕の考え」をまとめておきます。

 


 

ぢ 「どうして***は未達成なの?」

マ 「○○さんが、必ず達成するというので信じて任せました」

ぢ 「なるほどね。」

 

 

というヤリトリの後に、話した内容です。

 

リーダーの仕事は「信じること」と言われるけど、それは「人を信じる」ではない。

正確に言えば、「成功を信じる」だ。

もっと分かりやすく言えば「成功を信じて、厳しい現実を直視し、継続して行動すること」だ。

 

 

例えば、プランAを達成させようと思ったら、絶対に達成すると「信じる」ことが第一歩。

この場合の「信じる」は「妄信」ではない。

「成功が現実になるために、徹底して思考を巡らせること」みたいな感じ。

伝わるかな?

すごく自己効力感が高くて、自己信頼性が高くて、自己責任感が強い感じね。

 

 

だから、「絶対に達成する」ために、深く深く考えてプランニングをする。

プランニングは、細部に拘っていたり、複数のシナリオになっていたりする。

 

すると、実行段階でも、フォーカスすべきリスクポイントに集中できるし、予実のズレに敏感になる。

予実のズレに敏感になると、リプランやシナリオBへの移行が「先手」になる。

そして、多くの場合は「最初の計画とは違う経緯を辿って」成果にたどり着く。

 

 

要するに細心で冷静なのだ。

 

 

リプランをしたり、シナリオBに移行したりするときには、厳しい意思決定を迫られることが多い。

ときには担当を交代させるような非人情的な意思決定があったり、ときにはメンバーに過酷な道を歩ませることもあるだろう。

「良い人」で居続けられないことも多いだろう(冒頭のキングダムのように)

でも、それは全て、最後は成功をすることを信じているから出来ることである。

 

 

もちろん「人を信じるな」と言っているわけではない。

信じて任せてみることもあるだろう。

でも、最も信じている(信仰している/優先している)のは「成功」であり、「任せる」ことではない。

そういう厳しい道がリーダーの道なのだが、成功するメンバーは「軍隊を滅ぼすお人好し」より、「厳しくも成功に導くリーダー」を求めている。

 

 

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。