2024/08/03
「リーダの仕事は信じること」である。
に関して、先日、マネージャーにアドバイスしたこと「僕の考え」をまとめておきます。
ぢ 「どうして***は未達成なの?」
マ 「○○さんが、必ず達成するというので信じて任せました」
ぢ 「なるほどね。」
というヤリトリの後に、話した内容です。
リーダーの仕事は「信じること」と言われるけど、それは「人を信じる」ではない。
正確に言えば、「成功を信じる」だ。
もっと分かりやすく言えば「成功を信じて、厳しい現実を直視し、継続して行動すること」だ。
例えば、プランAを達成させようと思ったら、絶対に達成すると「信じる」ことが第一歩。
この場合の「信じる」は「妄信」ではない。
「成功が現実になるために、徹底して思考を巡らせること」みたいな感じ。
伝わるかな?
すごく自己効力感が高くて、自己信頼性が高くて、自己責任感が強い感じね。
だから、「絶対に達成する」ために、深く深く考えてプランニングをする。
プランニングは、細部に拘っていたり、複数のシナリオになっていたりする。
すると、実行段階でも、フォーカスすべきリスクポイントに集中できるし、予実のズレに敏感になる。
予実のズレに敏感になると、リプランやシナリオBへの移行が「先手」になる。
そして、多くの場合は「最初の計画とは違う経緯を辿って」成果にたどり着く。
要するに細心で冷静なのだ。
リプランをしたり、シナリオBに移行したりするときには、厳しい意思決定を迫られることが多い。
ときには担当を交代させるような非人情的な意思決定があったり、ときにはメンバーに過酷な道を歩ませることもあるだろう。
「良い人」で居続けられないことも多いだろう(冒頭のキングダムのように)
でも、それは全て、最後は成功をすることを信じているから出来ることである。
もちろん「人を信じるな」と言っているわけではない。
信じて任せてみることもあるだろう。
でも、最も信じている(信仰している/優先している)のは「成功」であり、「任せる」ことではない。
そういう厳しい道がリーダーの道なのだが、成功するメンバーは「軍隊を滅ぼすお人好し」より、「厳しくも成功に導くリーダー」を求めている。