2024/08/03
雑音に動じるな。
元:グッドウィルグループ会長の折口さんから学んだ言葉です。(偶然にも週明けに弊社主催の社長限定イベントに登壇いただきますが・・・)
現在、僕が携わっている某事業の立ち上げに携わっている方々に届けたい言葉なので、久しぶりにブログに書きます。
1.「雑音に動じるな」の意味
2.「雑音に動じるな」の例え
3.雑音に動じるのは誰か?
4.誰が悪いのか?
5.現在の状況と、携わっている方々へ
1.「雑音に動じるな」の意味
事業の立上期や拡大期には不確定事項が山積します。
そうなると、山積している不確定事項が、関係者の不安を呼びます。
結果として、事業の本質とは無関係な憶測や評論が飛び交います。
それ自体は自然なことだと思います。
でも、結局のところ、事業の本質とは関係なく、自分がストレスを感じるだけです。
事業は「誰を、どうやって、幸せにするか?」に尽きます。
なので、憶測(=確定する前に心配してもしょうがないこと)に振り回されずに、事業の本質に集中することが成功のポイントだという意味です。
2.「雑音に動じるな」の例え
たとえばいま急成長している飲食事業があるとします。
その事業は急成長しているものの、このまま進めば数年以内に市場は飽和し、売上が頭打ちになり、従業員の給料は下がるかもしれない、とマスコミが報じているとします。
このときに、「本当に給料は下がってしまうのだろうか?」という噂話につきあって、「絶対に下がる」とか「大丈夫だと思う」とか憶測の議論をしても、ストレスが増えるだけであり、事実は何も変わりません。
大事なのは、飲食をしてくださる顧客の満足を考え、より良いサービス向上に努めたり、顧客が求めているニーズを拾って新規サービスの提案をしたり、という本質的な行動を取ることが大事です。
「評論家や推測家になるのではなく、自ら実行する人になる」のが大事です。
3.雑音に動じるのは誰か?
ズバリ、暇な人です。
よく目を凝らせば改善すべき課題はたくさんあるはずだし、チャンスもたくさんあります。
飲食事業の例を続けるとしたら、事業が新たな改善を必要としているチャンスだし、新規事業を立ち上げるチャンスともいえます。
生産性のない「憶測や評論」をしている暇があるのは、ズバリ暇な人なのです。
4.誰が悪いのか?
原因はすべて事業責任者にあります。
いま僕が置かれている状況で言うと、犯人は僕です。
そもそもの事業戦略や、課題への対策立案が後手にまわり、携わる人への効果的な指揮がないので、現場は暇になり、雑音が生じます。
立上期や拡大期に雑音が生じやすいのは、不確定要素が多く、責任者が先手を打つのが難しくなり、後手にまわるからです。
でも、厳しいかもしれませんが、犯人は責任者なのです。
5.現在の状況と、携わっている方々へ
現在、ある事業の立上において、組織構成や人事に関する憶測が飛び交っています。可能性の高い憶測もあれば、「何じゃそりゃ?」という憶測も飛び交っています。
すべては、事業責任者である僕の責任です。
僕が無能がゆえに、関係者にはストレスを与えて、本当に申し訳ありません。
ただ、そこを憶測することは本質ではありません。
現在、足りない脳みそを使って、参考となるケースのリサーチをしたり、仮設を立ててシュミレーションをしたりしています。対応が遅いことは本当に申し訳なく思ってます。
皆さんにおかれましては、いま一度、事業の目的、「誰をどうやって幸せにしようとしているか?」に立ち返って、本当にいま自分がすべきことは何なのかを考えて行動して欲しいです。
僕が明確な戦略、ビジョンを示していないことが大きな障害になるとは思いますが、その中で、いまできること、学んでおくべきこと、準備しておくべきことを考え行動してもらえると幸いです。
憶測や噂話に振り回されることは、事業成功に何も寄与しないだけでなく、皆さんにもストレスを与える結果になります。
それはユーザーを筆頭に誰も望んでいません。
すべては僕の責任ですが、どうがご理解いただき、「誰をどうやって幸せにするか?」に集中していただけると幸いです。
上から目線の表現で恐縮ですが、是非、雑音に動じないで、事業の本質に集中してください。