ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

センスがあっても、インプット(読書)を怠ると5年後には“賛否両論な残念な人材”になってしまう

time 2014/06/16

センスがあっても、インプット(読書)を怠ると5年後には“賛否両論な残念な人材”になってしまう

 

 

これまで多くの人材育成に携わってきましたが、その中で感じることの一つとして。

 

1.幼少期に身に着けたセンスの差は実際にある

 

2.しかし、センスで勝負できるのは20代後半位まで

 

3.それ以降は、インプットの差が大きく現れる

 

 

 

で、今回は多々あるインプットの中で、読書にフォーカスして話を進めたいと思う。

 

 

 

 

簡単に言うと、「20代後半までは持ち前のセンスで勝負できるけど、20代後半になると読書をしてきた人が伸び始める」ということ。

逆にセンスに恵まれて、読書を怠った人は、良さはあるけど粗も目立つ“賛否両論の残念な人”になることが多い。ということ。

 

 

 

これは経験値なので、なかなか論理的に説明できないのだけど、やっぱり活躍している人はよく本を読んでいる。

一方で、賛否両論タイプの人は読書が少ない確率が高い。

 

 

 

 

では、なぜに読書が応えてくるのか?

 

まず、成長とは変し続けることである。

 

が、人はなかなか変化できない。

 

たしか自己防衛本能が働くとか、そんな理由だったと思う。

 

人を変えるのは、「機会」だ。

 

でも、訪れる「機会」に個人差は少ない。

 

大事なのは、「自ら機会を創る」ということだ。

 

 

 

 

 

読書をするには、

 

1.自ら本を手に取る行為を行わなければならない

 

2.自ら時間を創り、ページを開かなければならない

 

という「自ら機会を創る」という要素に恵まれている。

 

なので、読書自体が直接的に変化をもたらすのではなく、「自ら機会を創る」という行動パターンが身についている人でなければ、成し得ない行為だったりもする。

 

 

 

 

しかし、それでも、本を読んだくらいでは、人は変わらない。

 

感じて、行動して、転んで、ようやく変化する。

 

この「感じる」において、読書は効果的だ。

 

読書を通じての「仮想体験」や「先輩の助言」があることにより、5回転ばないと感じなかったことを、3回転んだだけで感じれるようになる。

 

感じた後の修正行為も、読書を通じた知識がなければ良い対策を立てる確率が30%のところを、50%の確率くらいまで上げられる。

 

それでも、5回が3回になり、30%が50%になるという、一見すると僅かな差でしかない。

 

でも、計算をすれば簡単なことだが、5分の1×30%=6%なのに対して、3分の1×50%=16.5%と、3倍弱の成長率となる。

 

 

 

 

 

 

それでも、読書の効果は、そんなに即効性はないし、顕著には見えないと思う。

 

読書をする人でさえ、同じような内容を何度も読んでいる訳だし、何度も読んでいるのに体現できていないことが多い。

 

だからこそ必要なのだ。

 

何冊も読み、何度も同じことを言われ、何度も同じ過ちを繰り返し、それでようやく出来るのが成長だからだ。

 

成長は容易く手に入らないから、多くの人が渇望する。

 

 

そんな成長を手に入れたければ、自ら機会を創り続けることが大事であり、読書は一つの方法に過ぎないが、簡単に作れる「機会」でもあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。