ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

「そこに山があるから」と思うなら登ればよい

time 2017/01/21

「そこに山があるから」と思うなら登ればよい

 

とある20代のAさん。

僕がメンターとしてアドバイスしたことを、ちょっとまとめておきます。

 

 

 

Aさんは、いま高い成長を目指し、成長痛に苦しんでいる。

苦しい。けど成長したい。でも苦しい。。。

をループしている。

 

この苦しみを超えたら、楽できる日々が待っていますかね?

 

と聞かれたので、残酷なアドバイスをしました。

 

楽になんかならないよ。

むしろ苦しみが増えるよ。

僕も、毎年、着実に苦悩は増えていっている。

でも、自分がそれを選びたくて選んでいるだけだよ。

 

 

 

厳しいかもしれませんが事実です。

 

登山家であれば、一つの登頂を終えたとき、さらなる高い山を目指してしまいます。

理由は、「そこに山があるから」です。

 

五合目にたどり着けば、六合目に進もうとするだけで、楽になんかなりはしない。

ただ、苦しいと同時に、爽快なだけだ。

 

楽になりたいと思うことはイケナイことなんですかね?

 

と聞かれたので

 

いや、イケナイことではないよ

そんな法律はない

自分がどっちが幸せかを選択するだけだよ

 

 

成長するのが幸せな人、楽になるのが幸せな人。

それは個人の選択の自由だ。

ラーメンが好きか、トンカツが好きか、と同義だと思う。

 

 

で、結局、成長が好きな人は勝手に5合目、6合目を目指し、山頂を目指す。

そして、登頂したら、次の山を目指す。

なんでそんなに成長したいのか?と聞いても、「そこに山があるから」という禅問答のような答えが待っているだけだ。

 

 

なので、楽になりたいから頑張るというのは矛盾しているかもしれない。

「酸素が少ないから山頂を目指す」みたいな。

 

 

ただ、山頂に行ったことが無いのであれば、一度は行ってみることをお勧めする。

一度いってみて、二度と行きたくないと思ったなら登山はしなくて良いと思う。

それは自分の人生だから、自分で決めるべきだ。

 

 

僕も学生時代に富士山に登って、とにかくキツくて、山頂で「二度と登らない」と誓ったのに、10年後に再登頂してしまった。

そして二度目の山頂でも「二度と登らない」と決心したのだが、きっとまた登るのだろうな。

 

 

 

トライアスロンしたときも、ゴールした時に、「もうやりたくない」と思ったが、一年後に同じ大会でゴールしてた。

そして二度目のゴールの時も「もう二度とやらない」と思ったけど、きっとまたやるのだろうな。

 

 

なぜなら、そこに山があるから。

down

コメントする




プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。