2024/08/03
今年も支援しているカンボジアの孤児院「くっくま孤児院」に行ってきました。
今年は、年長組のひとりセイハーが就職して一人暮らしを始めるなど、改めて子どもの成長を実感する訪問となりました。
いつもサッカーで闘ったり、一緒にバンド演奏をしていた「愛する悪ガキたち」は、すっかり思春期に入りました。
以前は「JIRO!サッカーしよう!」と言ってきたのに、部屋に篭って出てきません。後半、連れ出して「勉強してるか?」とゲキを入れておきました(笑)
会社のリリースにも掲載していますが、僕らが行っていることは、とっても小さなことです。
でも、世の中は小さなことでしか変わらないと思っています。
むかし、ある政治家の講演会に行ったときに聞いた言葉があります。
「政治家は政治を変えられない」
最初は耳を疑いました。
やっぱり官僚が政治を動かしているという意味かと邪推しました。
政治家が、政治を変えようとしても、選挙で信任を得ないといけない。
どんなに正しいと思えることでも、国民の理解が得られないと(悪く言えば「顔色を伺わないと」)動けない。
つまり、結局のところ政治を変えられるのは「国民ひとり一人の1票でしかない」という意味でした。
僕は、ハッとしました。
どこかで政治家任せになっている自分に気づかされました。
あれから少しだけ成長して(少しだけ髪の毛も減って)、
小さなことでも良いから、自分が出来ることを一生懸命に取り組もうと思うようになりました。
そのなかの一つが、くっくま孤児院の支援です。
思い出せば、2012年12月に初めて訪問してから、気がつけば6年の月日が流れました。
これからも、出来ることは小さなことかもしれませんが、出来るだけ長く続けたいと思います。