2024/08/03
「あの会社、あまり年収良くないですよね」と転職時に気にする奴は、一生栽培マンだ!
http://thestartup.jp/?p=16825
株式会社The Startup代表取締役の梅木雄平さんが良記事をアップしていたので共有+コメントしておきます。
ちなみに、今日も同じようなハナシをBNGパートナーズのコンサルタントに相談されました。
「目の前の年収に目がくらんでいる候補者に、何と説明すれば良いでしょうか?」と。
一応、キャリア(人生をどのように生きるか?)のプロとしてお話しさせていただくと、「年収」という図り方はナンセンスだと思う。
新規事業でいえば、来期の売上だけで判断しているようなものだ。
市場規模がどれくらいで、競合優位性がどれくらいあるから、機会(伸びしろ)がどれくらいあるかを考えるべきだと思う。
年収よりも大事な考え方は、生涯賃金だ。
お金を稼ぎたいと思っている人はたくさん居る。僕も思っている。
でも、具体的に何をしたくて(どんな人生を歩みたくて)、そのために幾ら必要かを考えている人は少ない。
生涯賃金3億円で出来ることを、多大なリスクを背負ってする必要はない(10億円の市場規模なのに、20億円投資しても回収できない)し、生涯賃金30億円を目指すならメジャー(多数派)のやり方ではできない。
よく「お金持ちになりたい」という人に、「何をしたくて、幾ら必要なのか?」と聞くと、明確な答えが返ってこないことが多い。それを一緒に構築していくのが僕らの仕事となる訳だが、それなりに深く考える作業なので、転職の意思決定が差し迫ってからでは時間が足りないことも多い。
なので、常日頃から自分のキャリア(人生をどのように生きるか?)を考える機会を持って欲しいと思う。
ちなみにお金以外の人生設計をした事例も紹介しておこう。
僕がBNGパートナーズを起業するときにも相談した本田アニキのインタビュー。
「ハワイに住むなら経営者になるしかない」
本田直之・レバレッジコンサルティング代表に聞く(上)
本田アニキの場合、歩みたい人生を実現する為に必要なのは、お金じゃなくてスキル・経験だと判断したという事例ですね。