2024/08/03
When you are in ROME, Do as the Romans do.
和訳:郷に入っては、郷に従え
先週、EO(世界起業家連合)の研修でイタリアに行ってきました。
移動にコミコミ21時間を要して到着した、ローマで、見事にローマ名物(すり・置き引き)を体験することができましたw
ローマへの行程は、以下の通り。
7時、自宅出発
10時30分、成田発ヘルシンキ行に搭乗
16時20分(日本時間22時20分)、ヘルシンキ発ローマ行に搭乗
18時45分(日本時間25時45分)、ローマ到着
その後、電車で移動をしてドミナント(安宿)に到着したのが21時(日本時間28時)
現地時刻は21時ですが、体内時計は28時(午前4時)ということもあり、サクッと夕飯を食べて寝ようと思っていたのですが、まさか午前2時(日本時間午前9時)まで、ローマ名物のアクティビティを楽むことになるとは、想像してませんでした。
訪れたのはホテルから徒歩3分の普通のレストラン。
で、せっかくだからと、ローマ名物のカルボナーラを注文。
白ワインで疲れを癒して、明日も早い(7時30分の電車)ので。と。
で、カルボナーラ到着!
おおお。
駅前の普通のレストランなのに美味しそうやないか!
で、一口いただく。
ふむふむ。
特別とまではいかないが、麺の太さ、コシ、ソースのコク、塩加減。
期待値が低かったこともあり、とても満足のいく一口。
さて、二口目を・・・・と思ったそのとき。
道路側から話しかけられる。
「ねえ、俺のバイクのミラーがぶつけられているのだけど、何か見てない?」
(実際はイタリア語だろうから、何言っているかはわからない)
確かに、オンボロバイクのミラーが取れかけている。
しかし、この手のことは、海外では関わらないほうが良いので、「知らないよ、ごめんね」と、半無視な回答をする。
その間、わずか3秒くらい。
半無視回答をして視線を再びカルボナーラに戻す。
・・・・・・ん?
ない。
横に置いていたカバンがない。
やられた!
そう思って周りを見渡すが、同時に冷静な考えたりもしてしまう。
今のは完全なチームプレイだ。話しかけられたわずか3秒の間の完全犯罪。チームプレイ。
こうなると、すべてが怪しい。
他のお客さん、店員、通りすがりの人、すべてが怪しく見える。
実際、その中の数名はチームメンバーだったに違いない。
店員さんに事情を話すと、大げさに周囲を見渡したりしてくれた。
直感だけど、店員さんは味方してくれたと思う。
周囲のお客さんは怪しかった。
疑りな足元や、大きなカバンがないか、腹に入れているのではないか?
疑いながら探り続けたけど、相手はプロ、そう簡単に見つかるようなことはしない。
失ったのは、お金(8万円相当)、クレジットカード、パスポート、他もろもろ。
幸いだったのは、携帯電話とグローバルwifi、そしてスリにそなえたポケットの5000円相当の現金、当日宿のカギが残ったことだった。
その後、再びカルボナーラを食べ始めるが動揺して味がわからない。
半分くらいを食べ終えたところで、ポケットの5000円から1500円程度を支払い、警察に向かうのであった。
つづく