ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

経営者たる者、海外で太らなければ経営者失格である!

time 2013/09/17

経営者たる者、海外で太らなければ経営者失格である!

先に言っておくが、これは自分に対する言い訳である。

言い訳ではあるが、もっともらしく書いてみようと思う。

 

 

経営者たる者、海外で太らなければ経営者失格である!

 

 

 

これには深い(本当は浅い)意味がある。

海外に行けば、メニューを見ても全くわからない事が多々ある。

もし、わかるメニューのお店にしか行ってないようであれば、

その時点で、経営者として、拡張する未来はないだろう。

常に未知の市場を追求するのが経営者である。

 

 

 

で、メニューが全くわからない状況に話を戻そう。

もちろん、店員さんに色々聞いてみたりはする。

しかし、わかるはずはない。

外人さんに親子丼や、天ぷらを説明したって充分に伝わらない。

それと同じだ。

 

 

 

さあ、どうする?

 

 

 

経営者と聞けば、まるでリスクテイカーを想像するかもしれないが、

実際のところ、経営者はリスクヘッジに長けた人だ。

だから、何かを得ようとすれば、一つの手段ではなく

幾つもの手段を講じて、たとえ1勝9敗だったとしても、

結果的には目的物を手にいれている。

それが経営者だ。

 

 

 

 

巷で一点集中のように語られている美談も、

裏では、幾つものフィジビリティスタディや、

限りない思考の果ての一点突破だったりする。

つまり、経営者は手段を複数化することで成果を手に入れる。

 

 

 

もう一度、話をメニューに戻そう。

全くわからないメニューを前にして、イチカバチカの賭けをするのは

経営者として不適切な判断である。

万が一それが、美味しくなかったり、口に合わなければ、

栄養補給の機会を失うか、再オーダーによる時間を失うかに陥る。

 

 

 

だから、店員さんにインタビューを重ねて絞り込みながらも

リスクヘッジで2品は頼むことになる。

 

 

 

要点1 経営者はリスクヘッジャーである。

 

 

 

そして、2品が目の前に出て来て口に運ぶ。

しかし、ここでもう一つ、経営者の性質が顔を出す。

経営者は、不完全な意思決定に対して前向きに取り組む性質がある。

経営なんて、常に不完全な環境下での意思決定ばかりだ。

想定通りに進まない事ばかりだ。

しかしそこで、意思決定が悪かったと早くに後悔ばかりしていると、

どんな意思決定を下しても、「実行」という最も重要な行為に至らない。

だから、意思決定後は前向きに取り組み。

それでも駄目だと思ったら、手早く撤退する事が大事だ。

要点2 経営者は意思決定後は前向きである。

 

 

 

またまた、話をメニューに戻そう。

 

 

 

そういう事で、口に運んだ未知の料理を美味しいと思える事が経営者としての大事な資質だ。

すると、結論として、2品を平らげることになる。

 

 

具体的に言うと。

鴨のレッドカレーにトライする。

 

しかし、リスクヘッジでパイナップルの炒飯もオーダーする。

 

 

口にしてみると、いずれも美味しくて完食する。

で、帰国後、体重計に乗ると嫌になる。

 

 

 

 

最後に改めて言う。

このエントリは、自分に対する言い訳である。

 

 

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。