ぢろぐ~馬鹿が日本を元気にする

このブログは、「馬鹿が日本を元気にする」を理念に掲げ、 泣いたり笑ったり、ときおり本気で闘ったりしている、 BNGグループ代表 蔵元二郎の日々をつづる、ちょっと九州男児な日記である

世界一シビアな「社長力」養成講座、定価3,800円、感じた価値200円でしたので返品します。

time 2013/11/05

世界一シビアな「社長力」養成講座、定価3,800円、感じた価値200円でしたので返品します。

他人様の著書を評価するなんて烏滸がましい限りですが、あまりにもFBのタイムラインに出てくるので、ちょっと書いてみた。

 

世界一シビアな「社長力」養成講座
ダン・S・ケネディ

 

 

なぜこの本がFBのタイムラインに良く流れるかと言うと、おそらくではあるが。

価格が3,800円(税抜)と、一般的なビジネス書の倍以上

アマゾンには売っていない(実際は売っている)

アフィリエイトで紹介すると2000円もの高額報酬

という特徴。

 

 

そうは言っても、倍近い値段で買う読者が多いわけだから価値があるだろうと思って購入し、2日間かけて読みました。

結果として、は以下の通り。

1.340ページの内容だが、40ページくらいで違和感

2.340ページの内容だが、220ページで読むことを放棄

3.内容の半分は、まったく賛同できないか他責に感じる

4.内容の半分は既に知っているか、行っていること

 

 

1と2に関しては、事実であり、感じたことなので説明は省く。

 

3に関して言うと、日米の労働者のモラルの違いか、もしくは中小企業とベンチャー企業の労働者のモラルの違いがあるのかな?と感じる。 お金が尽きれば経営者が愛している従業員は手のひらを返したように去って行くというのは、事実だと思うが、そのために行うことは日系ベンチャー企業としては賛同できないし、多くのベンチャー企業を見てきた人間としては効果的とは思えない手段の提案が多かった。

 

4に関しては、米国で出版されたのは「昔」なのかな?と疑う内容。 サイト等には多くの好印象な書評が掲載されているが、多分、年間100冊以上読書をする経営者(経営者の読書量としては一般的か多めくらい?)にとっては陳腐化した提案しかなかった。

 

邪推かもしれないが。 タイトルのユニークさ、トップイラストのユニークさ。 そして、一般書店に流通させずにダイレクトセールスしかしていない事を考えると、普段はあまり読書をしていない経営者か経営幹部が読んでいるからこそ得られる書評なのかな? なんて思ってしまう。

 

 

まあ、結論として。 定価3,800円

僕の感じた価値 200円くらい

書籍購入時のお約束通り90日以内の返品・キャンセルをしたいと思っています。

 

 

 

・・・・・この書評って、アフィリエイターの営業妨害になってしまうかな?

 

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プロフィール

蔵元ぢろ

蔵元ぢろ

鹿児島県出身。九州大学卒業後、大手金融機関にて採用・経営企画に携わった後に、ベンチャー企業にて新規事業の立ち上げに従事。 で、いろいろ経て。27歳で、ジェイブレインという会社を創りましたとさ。 34歳でBNGパートナーズを起業しましたとさ。気が付けば7社くらいのBNGグループになりましたとさ。つづく。