株式会社SHIFT
製造業向けコンサルティング会社出身の丹下 大が、2005年に株式会社SHIFTを設立。2009年からソフトウェアテスト事業を開始。2014年11月に、東京証券取引所マザーズに上場。2019年10月7日、東京証券取引所市場第一部に上場し、市場変更を果たす。売上195億円、従業員数3,800人超(連結、2019年8月期)と、対前年比150%以上の成長を10年連続で達成している。
エグゼクティブ層強化の経緯
2017年に「SHIFT 300 -シフトスリーハンドレッド-」を掲げ、品質保証業に向けたサービスの強化と新しい価値の創造、業界No.1のポジショニングのためのアカウント強化、人材の強化・育成を重点課題として取り上げました。
その中でも、エグゼクティブ採用は最も注力したことの一つでもありました。
ITというマーケットの規模は約15兆円とも言われており、そのうち約5兆円を占めるのがソフトウェアテストです。人口で言えば、100万人のうち、40万人もの人々が従事していることになります。
ソフトウェアテストを下請け業務と思っている方が未だにいらっしゃいますが、実は高い能力を必要とする業務です。まだまだ成長する余白が大きい市場と言えるでしょう。
また、プログラミングという業務がグローバル化の進行とともに、中国やベトナムなどの海外に移管されていくことを考えれば、日本の産業構造としてもソフトウェアテスト産業の強化は欠かせません。
「国を作るくらいの覚悟で臨む」という意思表示の最初のステップが、「SHIFT 300 -シフトスリーハンドレッド-」だったのです。
現在、当社ではグループを含め約3,500人が働いていますが、私が実現したい世界を考えると、もっともっと成長しなければなりません。そのためには、より多くの仲間、特にエグゼクティブの採用に注力する必要がありました。
そんな中で、BNGパートナーズと出会ったのです。
BNGパートナーズについて
誤解を恐れずに言うと、「仕事をしていない」からこそ、BNGパートナーズとお付き合いをしたいと思いました。
私たちは「国を作る」くらいの覚悟で、この業界や働くことの意義、日本におけるITの産業構造など、いろいろな想いの実現に向けて事業に取り組んでいます。それを理解しようと努め、同じ目線で考え、最もアグレッシブに提案してくれたのが、BNGパートナーズでした。
多くのエージェントは、保有している人材データベースの中からスキルがマッチした人材に求人情報を送り、面接の調整をして、企業に採用か不採用かを判断させます。あくまで“仕事”としてサービスを提供しています。
他にも良いサービスを提供してくれるエージェントはいますが、私たちのように本気でトップを狙っている会社にとって、同じように本気度合いのあふれるBNGパートナーズの存在は、救いでした。
会社のあり方もそうですが、面白い方がとても多いです。
エグゼクティブを紹介したり、転職を支援したりする仕事には、相当なモチベーションが必要だと思います。そうでないと人を魅了できないでしょう。非常に難易度が高いことを会社組織で実現している点を尊敬しています。
これからも、平均点を取る会社にはならず、ホームランを狙い続けるような“BNGパートナーズらしさ”を貫いて欲しいですね。
これからの展望
『SHIFT』という社名には、「第3の世界を作りたい」つまり、「資本主義をシフトさせたい」という想いが込められています。
現在のソフトウェアテスト事業も、本来は重要なことをしている人々が、もっと適切に評価されるべきだと思ってはじめました。
実際に、かつて蔓延していた下請け業務のようなイメージを払拭し、当社で才能を開花させ、信用の獲得、収入の向上を実現させた仲間がたくさんいます。
このように一定の成果は得られましたが、もっともっと私たちの力で変えられる世界があると信じています。
例えば転職だって、同じように信用をスコアリングし、データベース化することで、天職に出会えたり、自己投資ができるようになったり、よりシームレスな社会を作れるでしょう。
先日、次期中期事業計画として「SHIFT 1000」を発表いたしました。「SHIFT 300 -シフトスリーハンドレッド-」に続く、次の目指すところとして、これまでのコア事業で培った資産を最大化し、IT業界におけるプラットフォームで事業を展開することを、既に宣言しています。
「SHIFT 1000」を通じて、最終的には「無駄をなくしたスマートな社会」を実現することが、私たちSHIFTの使命です。