2024/08/03
転職候補者や知人に、「自分のしている仕事が会社に感謝されていない」 と相談を受けることがあります。
主に、ミドル・バックのスタッフの方に多いです。
そういう時、よくお笑い芸人の例え話をします。
「客が笑わない」
「客が俺たちの面白さに気付いてない」
と愚痴を言っている売れない芸人みたいだねと。
あなたなら、この芸人さんに何と言いますか?
お客さんが笑ってくれないのは“面白くない”からです。
面白いかどうかを決めるのは、お客さんです。
話を相談者に戻しましょう。
感謝をされないのは、感謝される仕事をしていないからです。
仕事は感謝をされるレベルなのに、勤務態度が悪いこともあり得るでしょう。
仕事も勤務態度も良いけど、陰で悪口を言っているからかもしれません。
もしくは、自分が会社に感謝していないのが原因かもしれません。
いずれにしても、感謝されるかどうかは、自分自身にかかっているのです。
そんなに難しい話しではありません。
感謝をされたいのであれば、感謝をしたい相手を決めて、どうしたら感謝されるかを考え行動するだけです。
直接聞いてみるのも効果的でしょう。往々にして、この不満を抱えている人は、自分の中で妄想を膨らませていることが多いものです。
芸人さんがお客さんに「何したら笑ってくれますか?」というのはナンセンスですが、ビジネスでは許されてます。あまり勧められる行動ではありませんが、「どうしたら買ってくれますか?」と直接聞く営業マンも世の中には居ます。
まずは、元気に挨拶をしてみましょう。
つぎに、笑顔で「ありがとうございます」をたくさん言いましょう。
つぎに、感謝して欲しい人を決めましょう。
つぎに、感謝して欲しい人が求めることを考える(もしくは聞く)。
つぎに、求めることを行動しましょう。
最後に、感謝して欲しい人に、自分が感謝されるレベルの仕事をしているか聞いてみましょう。
あなたが不満を持っていることで幸せになる人は誰もいないはずです。